諸物価高騰と過食症 2008-7-4
諸物価高騰は、
時間が遅れてもいいから、
給料の値上げにつながれば、
全体としてインフレが一回りしたということになり、
財産を持っている人には有利である。
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食料品が値上げされれば、
過食は減るだろう。
そのかわりにどのような不安解消行動をとるか、注目される。
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この機会に禁煙もしたいとかアルコールも我慢したいとか、
昼の外食はやめるとか、
いろいろと出てきそうだ。
家に帰って夫婦で仲良くしているのが一番安上がりである
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過食・嘔吐のあとの虚しさと絶望感を考えれば、
食糧を買うとき、その想像力が働かないものだろうか。
ああまたこれを全部食べて全部吐くのだと思えば
買う事を思いとどまることができるのではないだろうか。
しかしそうは出来ない様子だ。
買うときにはすでに過食の衝動が脳を全面的に支配しているようだ。
食べたい人格Bに占領されていると多重人格モデルで言ってもいいくらいだ。
ならば、それよりももっと前、過食の衝動が脳を支配する前に、
食糧を買わないように、冷蔵庫を満タンにしないように、
注意すればいいのだ。
しかしそれも出来ないようだ。
結局、食べるためならどんな手でも使う。
トイレの中で菓子パンを泣きながら食べている。
アルコール症の人たちがアルコールのためなら手段を選ばないのと同じである。
この点で過食は嗜癖に似ている。
過食症の人が本当の意味でしらふのことがあるのだろうか。
また、過食はOCDに似ている。
合理的でない反復があるからだ。
苦痛であるか快感であるかは、場合による。
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コンビニのおでんは、ふたをしていなくても大丈夫なものなのだろうか。