うつ病の分類 2008-6-29

うつ病の分類 2008-6-29

うつ病や躁うつ病の分類について
国際分類を決めるなら、
中国のうつもアフリカのうつも北欧のうつも南米のうつも含めて考えないといけないから、
解像度は低下し、DSMのようなものになる
なかり文化や風習に依存している部分があると思う

一方、日本の中でうつや躁うつについて考えるなら
笠原・木村の分類があり、
現状のところでそれでいいのかと思う
アキスカルの細分を辿って見てもどうにもならないような気もしている

解像度を上げすぎると一人一人違うとしかいいようがない

現状で適切な解像度は
笠原・木村の方式で、
現在の病状・治療目標
生活歴
性格傾向
遺伝歴
あとは薬剤に対する反応・副作用
を考え合わせて薬剤と精神療法を決めればいい。

これなら、パーソナリティ障害もPTSDもACも双極性Ⅱ型も初期統合失調症もカバーできる。
遺伝性の強いもの、季節性の強いもの、器質性のものなど、生物学的色彩の強いものから、
パーソナリティ因子の強いもの、過去のトラウマが関与するもの、適応不全などの、心理的色彩の強いものまで、
幅広く記載できる。
○○型と抽出するのはあとでいいから、
とりあえず各項目について記載しておけば充分だと思う。

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