協調性とは2008
協調性とは
いい方を変えれば、
「誰も何も言わないが、はっきりと出ている指令を読み取って、従うこと」
なのだろう。
暗黙の指令を出す人がいて、
それに従う人がいるという事態
暗黙の命令形
暗黙の秩序
秩序を愛する人たちが
協調性を愛するのはもっともだ
対他配慮は、
相手の暗黙の要求を感知して、
要求に先んじてサービスすることである。
協調性は集団について、
対他配慮は個人について、
暗黙の要求に従うということだ。
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最近は暗黙の要求を読めない人が増えている
暗黙の指令が届かない
そこで上司はキレル
部下はなぜ上司がキレているのか分からない
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暗黙の要求を読み取るためには心のモデルが必要である
心の理論である。他者の心心の動きを類推したり、他者が自分とは違う信念を持っているということを理解したりする機能。
ここ10年の間イヌ、イルカ、ヤギ、カラス等の動物でも社会的認知能力 の一部である視線を追う能力が確認された。
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マキャベリ的知性仮説(-ちせいかせつ、”Machiavellian intelligence” hypothesis)または社会脳仮説(しゃかいのうかせつ、”Social brain” hypothesis)とは、人間の持つ高度な知的能力は、複雑な社会的環境への適応として進化した、という仮説。「マキャベリ的」という言葉は、15世紀イタリアの政治思想家ニコロ・マキャベリに由来し、マキャベリの著書『君主論』に出てくるような意味での、社会的・権謀術数的な駆け引きの能力が、個体の適応度に大きな影響を与えたのではないか、とする。
「マキャベリ的」という言葉は仮説の大まかなイメージを伝えるのには非常に適しているが、反面マキャベリズムという言葉の使われ方からも分かるように、「マキャベリ的」という言葉は「自己の利益のみを関心事として、目標の実現のために手段を選ばず行動する」といった強いニュアンスを持つ。しかし血縁淘汰の研究などからも知られるように、生物個体は必ずしも個体単位で利己的なわけではない。そのため「社会的」という言葉の方が意味的にはより中立的で正確である。
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