リテラシーを磨くこと 2008-12-6
不正確で偏った情報の流通経路として
ネット社会がある
新聞紙上にも間違った健康情報は多いし
テレビでも極端な情報が時々流れて多くの人が迷惑する
どれも規制対象というよりは、自己責任の範囲のものが多い
結局のところ、ネットリテラシーやメディアリテラシーを身につけて、
こんな事を書いているが、
実際はどうなのだろうかと想像力を巡らせて、いろいろな可能性を探る習慣が必要である。
一つ一つが推理ものなのである。
書いてあるから真実だというものでは全くない。
テレビで言ったから本当だとも言えない。
NHKだからすこしは正しいのだろうといえばそうでもなくてためしてガッテンなどは
きちんと原理を理解してからくりを知った上で見ることが必要だ。
やはりリテラシーを高めるしかない。
京都府知事が学校から携帯を閉め出す方針を語っているそうだ。
リテラシーを高めておかないと結局は被害が出ると思う。
しかしそれも難しいもので、
リテラシーを身につけたらつけたで、
その上を行く騙しのテクニックが開発されて、
いつまでも、真実と嘘の隙間をついてくることになる。
オレオレ詐欺とか振り込め詐欺は主にお年寄りなので、
学校の生徒のように何かを禁止することで解決するわけではなくて、
やはりリテラシーの向上であろう。
相手が誰だか疑いを持つことは、基本的なことであるが、
そんなことさえすっかり忘れてしまうほど動転させるわけだ。
しかし即お金が動くわけではなくて、
送金するにはまだいろいろとハードルがあるはずなのだから、
見分けることができるように、リテラシーを高める工夫を続けていかなければならないと思う。
年末で、一時金が動く季節だと思う。
みんなで注意しよう。